TEDOMのガスCHPユニットは、天然ガス・LPG・プロパンガスからバイオガス(下水ガス, ランドフィルガス 及び 鉱山ガスなど)まで、様々なガス燃料に対応しています。
バイオガスは、農業バイオガスプラントやリサイクリングセンター、下水処理場のバイオマス分解から生成されます。また、石炭採掘や鉱山で発生するガス、油井坑井ガスなど、様々なガスを燃料として用いることができます。
バイオガス
バイオガスとは「メタンガス」の事で、密閉されたタンクの中で有機性廃棄物(食品残渣、家畜ふん尿、下水汚泥等)を混合・撹拌し発酵させ、管理することにより発生します。そして、このメタンガスを発生させ、回収した後に残る液体(消化液)を肥料として再利用することが可能です。農村地域などにおいては消化液を肥料として再利用をすることにより、コスト削減や資源の有効利用ができます。また、二酸化炭素(CO2)排出量を削減することができますので、クリーンで地球にやさしいエネルギーです。
都市ガス(天然ガス)
天然ガスは、石炭や石油と同じ化石燃料の一つで、都市ガスは「天然ガス」を原料にして作られています。燃焼時に他の化石燃料の石炭や石油と比較して、地球温暖化の原因となる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないことが特徴です。TEDOMでは13A、12Aが燃料として使用可能です。
LPガス
気体燃料であるプロパンやブタンなどを液化したもので、燃焼時のCO2排出量が石油や石炭と比較して少なく硫黄分もほぼ含まず、環境にやさしい優れたクリーンエネルギーです。 そして、LPガスはボンベを直接、運用施設に引き込むため、地震などの災害発生時の復旧が早いことで知られています。