チェコに本社を置くTEDOM社は、1991年に設立され、ガスコージェネレーションユニットを製造開始以来、20年以上の実績があります。高いエネルギー効率と環境負荷低減を実現するガスコージェネレーションシステムの製造を開始しました。
現在はヨーロッパを中心に、世界40ヵ国以上で様々な地域事情に合わせたガスコージェネレーション設置の実績があります。累計設置台数は7,800台以上、累計設置容量では1,800MW(2017年9月末時点)を超え、欧州ナンバーワンの実績を有するコージェネレーションメーカーです。
TEDOMは1991年に設立されました。四半世紀を経て、現在では500人以上の従業員が世界数十カ国で製品を販売する国際企業となっています。TEDOMは、出力22kWのCHPユニット1機種からスタートし、その後、より高出力の機種を追加し、都市ガス(天然ガス)と同時にバイオガスを燃焼させるユニットの開発にも着手しました。現在では、出力7kWから10MWまで、数十種類の都市ガス(天然ガス)・バイオガス用CHPユニットを提供しています。単体のCHPユニットのほか、プロジェクトの文書化、技術提供、エネルギー源全体の建設を含む複合ターンキー・プロジェクトも提供しています。2003年からは、TEDOMエンジンの自社開発・生産も行っており、このエンジンを搭載したCHPユニットが、当社の製品提供のベースとなっています。
TEDOMのガスコージェネレーションシステムは、ガスによる発電と同時に、廃熱を給湯、空調、蒸気などに有効活用するため、高いエネルギー効率が得られ、省エネルギー、CO2(二酸化炭素)排出量削減、環境負荷低減に貢献します。
また、電力料金を削減するピークカットシステムや、非常時のエネルギー供給機能を活かしたBCP対策にも使用できます。
日本でもバイオガス対応機種の導入実績を持ち、定期点検・故障修理・遠隔監視など、安心の保守サービスも提供しております。
株式会社シーエープラントでは、2017年よりTEDOM社と提携し、高エネルギー効率と環境負荷低減に優れたガスコージェネレーションシステムの販売を開始しました。TEDOMの豊富なラインアップからお客様の使用環境に合わせた最適なシステム構成のご提案が可能で、導入前にエネルギーコストをシミュレーションすることにより、導入効果の正確な予測ができます。
チェコの首都、プラハにある中欧最大のレジャーセンター「アクアパレス」では、TEDOMのガスコージェネレーションシステム「QUANTO C400」が2台設置されています。
TEDOMのCHPが生み出す温水は施設内のプールで利用されるとともに、全電力需要の60%を供給しています。ぜひ以下の動画をご覧ください。